プレゼンテーション・レッスンを受講されたSさん(2019年起業) 2020年5月

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個人事業主となって、人前や動画で話さざるを得ない機会が増え、話すことの難しさと怖さを感じていたときに永堀先生と出会いました。

厳しい見方かもしれませんが、今は誰もが簡単に講師を名乗れる時代です。永堀先生にお願いした決め手は、現役のプロの講師であること(少人数から300人規模のセミナー、対面から動画撮影と幅広く対応されている)、その仕事を自営業として25年続けておられること、大学院で教鞭をとっておられ、人を教育することに長けていらっしゃるという点です。

大切なセミナーの司会を3カ月後に控えていたので、それに向けて個人オンラインレッスンをお願いしました。 

まず、ヒアリングシートへの記入からスタートです。理想とするプレゼンテーションとは? モデルは? 事前準備とは?  いくつかの質問に答えることで自分のイメージが明確になっていきました。ちなみに私の理想は、羽生結弦選手の自然で謙虚でありながら真剣さが伝わる話し方です。これに対して細かなフィードバックとともに「私が羽生選手の何に対して謙虚、真剣さを感じているか」など、さらに質問が追加され、事前のやりとりが2回あり、初日を迎えました。

まず、イベント当日の脚本を読んで撮影することから始めました。永堀先生は「撮影された自分の話す姿をチェックするのは、初めは辛い作業ですが、必ず自分のスピーチの力がアップした証拠となりますから」と言われました。三か月たった今、初回から最終レッスンまで録画を見返すと、確かに驚くほど自分の声の張り、滑舌、表情、目線、姿勢、ファッション、ヘアメイクなど各段に好感度が上がったのを実感します。

脚本の文章の添削もお願いしました。修整してくださったことでイベントの魅力が最大限に伝わる文章になったという実感はありましたが、練習のために友人たちとの会合で この新しい脚本を読み上げたところ、大好評でその場で3人の申し込みを頂きました。

残念ながらこのイベントは、 コロナの影響で後日の録画配信となってしまいました。そのお詫びの文章の添削もお願いし、ホームページなどに掲載したところ、その日からさらに新たに数名の申し込みを頂きました。マイナスの出来事が、お客様の信頼というプラスに変わったのです。この数字が、永堀先生の、人の心に届く文章の技術力を客観的に表していると思います。

また、質問をするとレスポンスが非常に早く、時間の管理のコツを聞いたところ、ある答が返ってきました。これは、機会がありましたら先生に直接おたずねになってみてください。

レッスンが終了した今も、永堀先生が教えてくれた発声練習を毎朝、行っています。一人対多数だけでなく普段の一対一の会話も大切なスピーチであることが分かったからです。また、言葉の選び方一つで結果が変わるということを痛感し、日ごろの自分のメールやライン、ブログなど日常の文章にもその意識を生かすことができています。

入口は、スピーチでしたが、永堀先生が教えてくれる世界は、現実生活に基づいた幅広く多彩なスキルや哲学に満ちており、予想よりはるかに大きな収穫を頂くことができ、感謝しております。